January 19, 2008
■センター試験の思い出
今年もセンター試験の季節がやって来た。昨日あたりのニュースでは、直前に神社などにお参りする受験生の姿や、壮行会で意気あげる塾や学校の様子が放送されていて微笑ましかったのだが、つい
「前日に神頼みしてるようじゃだめだな〜。」と意地悪発言をしたところ、すかさずうちのセニョリータが
「会場にたどり着けなかった誰かさんのセリフかしら?」などとチクリとやってくれた。
そう。僕はかつて受験生だった頃、センター試験を受けたことがある。その時なんと、会場への道を間違えて大幅に遅刻したのだ。
全力疾走で何とか試験が受けられる時間には間に合ったものの、激しい動揺と大量の発汗、呼吸の乱れにより出来は散々。終了直前に解答用紙を見直したら、解答欄が一個ずつずれていたような気がしたのだけれども、『俺は何も見ていない』と現実逃避のうちに一時限目の試験は終了。
当然ながらその年、受験は失敗に終わったのである。
そんな僕のピュアボーイ時代の古傷をうちのセニョリータはぐさりとえぐってくれたわけなのだが、まあ今となっては笑い話である。てか、当時も数日後には笑い話にしていたような気もするが。
そういうわけで受験生を見ると、何のかんの言っても他人事には思えず、親近感を持って見てしまうのである。
それにしても、僕がセンター試験を受けていたときにオギャー!と生まれた世代が今年センター試験を受けているんだなあ。早いとも遅いとも思わないが、月日の流れを少し思い返しながら、僕はしみじみとお茶を飲む…。
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