White Cat Blues http://blog.whitecatblues.com/ マスター・ウッディと白猫エアの気まぐれブログ。メインHPグッドウッド・カフェもどうぞ。 ja-jp 2024-10-18T17:49:46+09:00 ■引越しのお知らせ http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=132877 このブログ、引っ越すことにしました。今後ともよろしくお願いいたします。★引越し先はこちら 2008-04-20T22:11:33+09:00 ■さびれた街に、粋な眼鏡屋 http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=132778  コンタクト以外の時は裸眼族だったうちのセニョリータがめがねを買うことになった。実家の山形市内で似たようなチェーンの眼鏡店が軒を連ねる中、どこで選ぶかと言うことになったのだが、ここはひとつ、勤務先の地元のゴーストタウン、いや違った、少々閑静な商店街にある、老舗の眼鏡店に入ってみることにした。実はこの眼鏡店、前から気になっていたのである。ゴーストタウン、いや違った少々物静かな旧繁華街にあって、なぜか突如としてきらびやかな店構えに、田舎町に不釣合いな海外ブランドのロゴマークが並んでいて、店の前を通ったときに「おっ?」っと思っていたのである。ただ、もしかすると見掛け倒しの可能性も大いにあるから、いざとなったら店員さんに捕まるまえに店を脱出しなければならない。僕はジェイソン・ボーンになりきった心構えで店内に足を踏み入れた。ところが入ってみて驚いた。店内には量販店に匹敵するか、それ以上の品物が並び、看板どおり海外ブランドの眼鏡やサングラスがセンスよく陳列されていたからである。脱出劇の必要はなくなった。セニョはさっそく眼鏡を試着し始める。ブランドコーナーに張り付いて奥の方にあるお買い得品のコーナーに目もくれないのはどういうわけかと尋問したくなったが、ここで揉めているところを見せると店員さんに足元を見られると思い、余裕のあるジェントルハズバンドの振りをして椅子に腰掛け、「うん、それは似合うね」とか「少し硬い感じかな」などとうわ言のように空虚な批評をした。約一時間ほどの買い物であったが、この店の内部事情が大体つかめた。おそらく店は先代(あるいは先々代)から続く地元の老舗なのだが、最近になって方向転換したのだと思われる。そのかじ取り役は、きっと気取りすぎギリギリのファッションや立ち振る舞いが強烈な印象を残してくれた、若旦那であろう。おそらく僕より年下の若旦那は「東京帰りです」的な濃厚なオーラをムンムンに発しており、この田舎町ではちょいと浮いている感も無きにしも非ずであった。後でネットで調べたら店のブログもやっていて、こっちが気恥ずかしくなるような自分撮りの写真などもアップしていた。だが、そういう部分も含めて応援したくなるようなお店であった。安売りの看板で客を集めて質の低いサービスを投げうるような量販店とは違い、地元のお客を大事にすると言う姿勢が、家族経営の店の雰囲気から伝わってきて、 .. 2008-04-19T20:08:21+09:00 ■雪降れど 花の命はそこにあり http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=132029  去年の秋、山形市北部で園芸職を営む『平成最後の昭和』 氏より花の苗を譲り受けてきた。実家には屋外プランター、勤務先のアパートには室内の鉢植えと分けておいたのだが、氏の、「こいつらはな、雨や雪をかぶったぐらいじゃビクともしねえ。ミラノの女たちみてぇにな。」(キャラはだいぶ誇張あり) という言葉をそのままに、実家のプランターを冬の間出しっぱなしにしておいたら、雪をかぶって花が全滅していたので、正直ものすごくあせっていた。(や、やべえ...、やっちまった...)しかし最近、暖かくなり始めるとまたものすごい勢いで花を咲かせ始めたので、安心すると同時に感動した。昭和氏、今年も楽しみにしております。 2008-04-13T23:26:00+09:00 ■ムービー初心者のいらぬ憂鬱 http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=132010 日曜日の朝に毎週思うこと。張本さんはすぐにゴルフに例えるけども、余計わかりにくい。はい。さて、来るべき日に備えてうちもビデオカメラを購入しようかと考えた。で、カタログを眺めて、買うかどうかは別として、なんとなく良さそうなのをピックアップしたのだが、ちょっと気になることがあった。そのスペック表を読んでみると、撮影時間は48時間とある。「意外に長く撮れんな〜。」と思ったのだが、さらによく読みこむと、それは媒体への記録可能時間であって、カメラを動かせる撮影時間、つまりバッテリーの実働時間はたったの60分足らずらしいのである。ということは、だ。48時間フルに撮影するためには、バッテリーが48個必要、ってこと?するってえとオイラは、バッテリーを48個つめたバッグを怪しまれて空港の手荷物チェックで長時間捕まったりとか、バッテリー48個を内側にびっしり仕込んだロングコートを着て夏休みのディズニーランドを歩き回ったりとかすることになるのだろう。ビデオ撮影の道は険しい。そんなわけないじゃん。 2008-04-13T21:36:16+09:00 ■携帯電話と膳と梅 http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=131245  4年ぶりにケータイを変えた。 さすがに4年もたつともはや同じケータイと言えども、まったく別の物体のようである。「ケータイなんてな、話ができて、せめてメールでもできりゃ十分なのよ。」 などとニヒルにうそぶいていたこの僕も、今や愛機で写真撮りまくり、ダウンロードしまくり、テレビ見まくり、音楽聴きまくりである。文明に精神を懐柔された自分が情けなくもあるが、春の陽気に免じて良しとする。 ◆ 今日の昼は久しぶりに山形市内『オビハチ』 でランチ膳。 たぶん、自分が山形の人間じゃなかったとして、仕事か旅行で山形に来て、小腹が空いている時にこの店を見つけて、ふらっと入ったとしたら、たぶんその印象だけで「山形っていいとこだなあ」 と思ってしまうと思う。そういう店。少なくとも僕(とうちのセニョリータ)にとっては。 ◆ 梅の花が好き。 春と言えば桜だが、最近は梅の花の良さもわかってきた。大人の味。 人生、おもしろくなってきた。 てなわけで、新ケータイで撮った実家の梅。満開。↓ 2008-04-06T22:31:19+09:00 ■彼岸に http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=129275  休日の仕事、彼岸の花、スロウなジャズ。 2008-03-21T00:01:28+09:00 ■このブログ、引っ越そうかな… http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=129137  このブログも始めて一年になるが、引っ越そうかなと時々考える。 このリンクログって、ちょいと地味と言うか、自由度がないんだな。 知人・友人のブログとか見ていると、結構色んなパーツをはめ込んだり、きれいなデザインを施したりして、正直うらやましいのだ。 それに開くのにえらく時間がかかったりする。もっとサクサク見れないとねえ。 うん。少しあちこちのブログを探検してみよう。 いいとこ見つかったら、引っ越します。 2008-03-19T22:08:05+09:00 ■猫たちのSeason http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=128733  あ〜、この一週間、しんどかったぜぇ〜。 まあそれはいいのだが、春。 雪解けの野原で、陽だまりの路地裏で、ぽかぽかの窓辺で、思い思いに春を楽しむ猫たちが現れるのもこの季節。 うちの周りではどこから来たか、見かけないニューフェイスもうろついていたりして、猫観察は飽きることがない。 うちのエアさんも、なんか楽しそう。風に舞っている葉っぱを鳥と間違えたのか飛びついてみたりして、ご機嫌だ。↑エアさんご帰還。「開けてくれ〜」 2008-03-16T21:18:58+09:00 ■小さな町の図書館で http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=128058  週末、ふと思いついて近所の市立図書館に行ってみた。 小さな町の図書館だからたいして混んじゃいないだろうと、タカをくくっていたのだが、いやいやどうして、老若男女が集ってなかなかの賑わいだった。本を読む人って意外といるんだな、と妙に感心した。 それに案外最近の売れ筋の本などもあったりして、買いきれない本は借りて読むという選択肢があることにも気が付いた。便利。 しかし図書館と言えば、最近は不調の出版業界の人たちの中には「タダ貸しの図書館は本や雑誌を売れなくする諸悪の根源」 のような言い方をする輩もいるようだ。 その出版魂、腐ってるね。 そういう連中は本や雑誌の出版物を、金としか見ていないのだろう。もちろん生活していくためにも、世の中の経済の流れのためにも、物が売れて金が動くことは大事なことである。だが、『本を読む』という文化は、経済とは切り離した場所で独立して培われることも必要なのだ。机に座って夢中で本を読んでいる小さな子供たちを見ていれば、そんなことは簡単に思いつくだろうに。 この日は利用者カードを作ってもらって、一冊本を借りてきたが、館内でも一冊読破してきた。その本は村上春樹の『不思議な図書館』 。図書館を題した本を図書館で読むと言うシチュエーションに、我ながらニヤリとしたりして。 図書館と言う場所はそれ自体が独特の世界だが、どこか知らない世界への入り口でもある。久しぶりに訪れて、なんだかドキドキしたような、リラックスしたような、不思議な気分が味わえた。 .. 2008-03-10T22:37:32+09:00 ■怖いけど のぞきたくなる 猫心 http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=127916  実家で部屋をひとつ増築している。と言っても大きな居住空間ではなく、作業部屋程度のものなので、工事は比較的簡単なものだ。 しかし、猫にとっては一大事である。 朝からドンドン、ガタガタ、騒音と振動が止まず、うちのエアさんはストレスのあまり自分で毛をむしってしまい、部屋中が真っ白な猫毛だらけになったらしい。 しかしそんな工事も一段落。エアさん、新しい部屋に興味があるも、最初は家族の後ろから首だけ出しておっかなびっくり覗くだけだったらしいのだが、今日僕が帰った時には堂々と窓際に座って内部を観察していた。 フフフ。君の昼寝場所、もうすぐ完成するよ。↑「フン、まずまずだな。」 2008-03-09T22:08:49+09:00 ■雪が解ければ顔を出す http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=126999  毎日のように吹雪の勤務地から週末に山形市の実家に戻ったら、すっかり雪も溶けて、庭にはふきのとうが顔をのぞかせていた。喜び勇んで味噌汁に入れてみたが、時期が早すぎたのか風味はまだまだだった。残念。 これから一ヶ月くらい、寒さと陽気とが入り混じる季節になるが、ある意味一番いい季節でもあるんだよなあ。  あ、ぼちぼちこのブログも一周年ですな。↑まだ食すには早かった 2008-03-03T09:00:00+09:00 ■しずかさや 冬の山寺 いいもんだ http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=126998  この週末はちょいと普段とは違った軽い観光気分が味わいたくなり、山形市の観光名所、『山寺』 に足を伸ばしてみた。 山寺は、かの松尾芭蕉の名句、『しずかさや 岩に染み入る 蝉ヴォイス』 で有名なように夏のイメージが強い。もしくは紅葉の季節が賑わいのピークである。 しかしながら、真冬の山寺と言うのもなかなか風情がある。今回は少し寒さが緩んで本当の雪景色ではなかったが、身を刺すような寒気と新雪の純白に埋もれて静まり返った寺院周辺の気配は、何とも言えず良いものなのだ。 と、書いておきながら、今回は諸々の事情で石階段は登らず。そのかわりメインの立石寺とは反対側にある、『風雅の国』 でのんびりしてきた。 下の写真は味噌田楽。僕としては 「これを食べずして山寺を語る事なかれ」 と言いたいくらい好きなのだが、実際認知度はどのくらいなのかは、よくわからない。↑味噌田楽。知ってる? しかし山寺も新しく道路が切れたりして、アクセスがどんどん楽になってきた。それに応じて観光客も増えてきているらしい。 でも、車も電車もない時代は苦労して歩いてこんな山奥まで来て、石段を登ったら岩山にくっ付くみたいにして寺院がひっそりとあって、それはまさに秘境のようであり、ありがたみもひとしおだったのだろうと思うと、見慣れた山寺もなんとなく違って見えてくるのである。 .. 2008-03-02T23:00:07+09:00 ■その質問、幼きゆえに http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=126467  先週末から出張、親戚筋の集まり、仕事の超多忙さ、などが次々とあって更新も滞っていた。なので今日は久しぶり。 先日僕の上司が、お子さんの出身の幼稚園で毎年開催されている、『質問会』 に出席してきたという。 その『質問会』 というのは、その年に小学校に上がる年長組の園児の質問に『先輩』 の小学生が答えるというものである。その上司のお子さんは、答え役として園児たちの前に立ったらしい。実は僕自身もその幼稚園の出身なので、答え役で出席したことがある。そんな記憶もあり、何か懐かしくその話を聞かせてもらったのだが、その中にちょっと面白いエピソードがあった。 そこで出される質問というのは、まあ5歳くらいの幼稚園児なわけだから、『勉強は難しいですか』 とか、『給食はおいしいですか』 てな具合のものがほとんどなわけだが、その中でひときわ際立つ、こんな質問があったという。「小学校は、何のためにあるのですか?」 わずか五歳の幼な子からこの質問が発せられた瞬間、多くの園児とその保護者、先生方でにぎわっていた広い会場に、一瞬沈黙が流れたそうである。そして一呼吸おいてから、「おお〜っ」 と大きなどよめきが起きたのだという。 確かに思わずニヤリとさせられる話である。 幼きゆえに飾りなく、見事に本質に迫っている、ありそうでない質問である。 この質問にはさすがに上司のお子さん始め、小学生の先輩面々は答えることができず、その場にいた小学校の教頭先生だか誰だかが無難に答えたそうだが、僕ならなんと答えるだろう。 こういう根源的な質問に答えるのは、意外と難しい。 .. 2008-02-27T23:00:13+09:00 ■その傷、どこまで許せる? http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=125297  やられた。 朝、車に積もった雪を掃いていると、ボディに凹み傷が付いているのを見つけたのだ。おそらく接触の傷だ。 先週の大雪の間は雪をかぶりっぱなしだったので気が付かなかったのだが、ここ数日の間にやられたのだろう。 犯人はだいたい見当が付いた。除雪車である。 その傷が普通の乗用車ではありえない高さに付いていた事から考えても、おそらく間違いない。先週は町の除雪車がうちのアパートの駐車場で方向転換をしていたし、職場の敷地内では委託の除雪車が我が物顔で走り回っていた(なぜかえらそうに走っているのだ)。この時期、除雪車にぶつけられて泣き寝入りしているオーナーは多いと聞く。やれやれである。 それはそれとして、車に付いた傷をどこまで許せるか、というのはいつも考える問題である。 もちろん我が愛車はいつもきれいな状態で乗りたいものだが、しょせん車は消耗品。ちっぽけな傷を大事のように騒ぎ立てるのも、何か情けない。 まあ、あまりに大きな凹みや傷はみっともないし、運転が下手なやつみたいに見えるので直しておきたいところだが、多少の傷なら、『男と車に、傷は付きものさ。』 てな具合に余裕を見せておきたいとも思うのである。  とはいえ、今回の傷はいささか深すぎて痛々しい。そのうち直してやらなきゃいけないだろうな。↑本文と関係ないけど、待ち遠しい春の写真を。 .. 2008-02-18T23:10:30+09:00 ■メモ派? 記憶派? http://blog.whitecatblues.com//index.php?itemid=125099  少し前にある雑誌を読んでいたら、作家だか何かの人が<メモ>についてコラムを書いていた。 その人はいわゆる『メモ魔』で、思いついたことは何でもメモせずにはいられないらしい。コラムはその時に使うメモ用具についてのものだった。 だがその人は、自分はメモ魔であるけれども、本当に必要なアイディアは記憶に刻まれるものだからメモは必要ないんだが、というようなことも書いていた。 確かに一理ある。逆の言い方でよく使われる言い方をすれば、『メモしないと忘れるようなものは、所詮たいしたアイディアではない』と言うことだろう。 だがしかし。 僕はそれとはまた違う考えを持っている。 これは確かチャゲアスの飛鳥さんがラジオか何かでしゃべっているのを聞いたのだが、飛鳥さんはこんな感じのことを言っていた。「本当にいいアイディアやフレーズは、ふと思い浮かんで、すぐ消えてしまうようなものの中にある。だから思いついたときにガムの紙にでもなんでもメモしておかなければいけない。」 アーティストらしい、詩人らしい言葉だなあと思った。そして僕も、確かにそう思うのである。 まあ僕はアーティストではないけれども、ちょっとメモしておいた言葉が後になって役立つことと言うのは結構ある。 でも僕の場合は、メモするためのノートやボールペンにこだわりすぎて、半端なメモ帳がたくさんあったり、ペン立てに変な形のボールペンがぎっしり立っていたりというのが問題なのだが…。 .. 2008-02-17T19:30:14+09:00