August 06, 2007
■17年間変わらぬもの
この前ダイ・ハード4.0を観て来た。
僕は映画を見に行くと必ず売店をチェックする。グッズを見たり買ったりするのが好きなのだ。なもんだから、部屋には『蝉しぐれ』のミニ扇子付きストラップだの、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の骸骨バッジだのと言ったガラクタギリギリのグッズがそこかしこに転がっている。
で、今回。見つけてしまった。ダイハードの弾丸付き首かけIDケース。銀色の弾丸が男心をくすぐる。微妙に(てか確実に)チープだが、そんなのわかってる。これは記念品なのだ。
というわけで速攻買おうと思ったが、値段を見て躊躇した。1600円。映画がもう一回観れる金額だ。
ショウケースの前で立ちすくみ、財布を握り締める私。どうする俺。こんなとき、マクレーンならどうする…!?
次の瞬間、背中越しにかけられた一言。
「高〜い。いらない。」
うちのマドモワゼルである。その一言に気押され、僕は多少の未練を残して何も買わずに映画館を後にした。
うちへ帰り、着替えをしているとアクセサリー置きに使っている棚の片隅できらりと光るものが目に入った。それはなんと『ダイハード2』の公開時に買った弾丸ブレスレットだった。
嬉しさと共に弾丸を胸にする私。絶句するマドモワゼル。
『2』の公開は1990年。あれから17年。ダイハードの面白さも、ブルース・ウィルスのタフガイぶりも、私の趣味も、ぜんぜん変わっていなかった…。
↑妙に使い込まれた感がある
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