July 29, 2007

■迷い鳥 その後

 昨日の飛べない小鳥だが、今朝見に行ったらいなくなっていた。
 僕の母親の話では、朝早くに近くで親鳥らしき鳴き声がしていたと言うから、きっと親鳥がはっぱをかけてどこかに連れて行ったんだろうと言うことになった。

 念のため周りを探したが姿は見えなかったし、その場に羽が散らばったりはしていなかったから、蛇や猫にやられたということもないだろう。
 うちのエアが捕まえて来たりしたら笑えないところだったが、エアは動き回るものにしか興味を示さないので、たとえ見つけたとしても手は出さなかっただろう。格下の投手の失投のど真ん中は「打つ価値がない」とあえて見送り三振する広島カープの前田選手のようである。さすがカープファンの僕を飼い主に持つネコだけある。えらい。(単に昨夜は爆睡していただけということもあるが)

 母が加えた話では、あの鳥はおそらく最近まで家の庭の木にあった巣から巣立った小鳥だろうと言うことだった。二羽いたらしいのだが、飛びきれなかったのは片方だけだったのだろう。
 もし今朝もあのままだったら、家に捕まえてきて飛べるようになるまで餌をやろうかと考えていたのだが、果たして出来たものだったろうか。自然の淘汰の悲しい結末は見ずに済んだが、あの小鳥の行く末がちょいと心配ではある。家の周りで元気に飛べるようになった姿が見れればよいのだが。

エアさん
↑手負いの小鳥に手を出すような卑怯な真似は、俺はやらねえ。

Posted by woodcat at 21:24:38 | from category: 雑想日記 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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