May 30, 2007

■苦手と言わず恋愛映画

今日のホワイトキャットブルースはイントロクイズからスタートです。これから私が歌う最初のワンフレーズを聞いて、曲名を当ててください。それでは出題です。

♪ シィ〜 メイビ

あ、答え出ちゃった。


はい。
さて僕は見てませんが今日テレビで放送していた例の披露宴の入場の曲が映画 『ノッティングヒルの恋人』 でおなじみの 『She』 だったようですね。あの映画は大好きです。ただしわたくしあくまでラブコメ好きとかではありませんから念のため。


『ノッティング〜』には好きなシーンがふたつある。
ひとつはヒューグラントが失意の中で町を歩くシーン。通りの風景がワンカットで四季折々折りに変わっていく、あの場面である。映画ならではの映像の驚きがあってとても面白い。ああいう一発の名場面があると企画だけで作ったんじゃなく作品としてまじめに撮ったんだという気合が伝わってくるし、ずっと心に残るものである。

それからもうひとつは、アナをふったウィリアムの決断を仲間みんなが肯定し合っている所へ変わり者のスパイクが現れ、その正直なツッコミ一言で全員の目が覚めるシーン。そこから物語はエンディングへ向けて怒涛の展開に走り出すのだ。
ああだこうだとこねくり回された理屈が本能から出た正直な言葉でぶち壊されるという、単純だけれども深い快感があって大好きな場面である。

その 『She』 が収録されたサントラ盤もなかなかよい。
音楽・映像ともに大人の雰囲気で楽しめる良い映画である。すれ違いの場面とかが少々かったるいと思っても、それは欠点ではない。なぜって、かったるいのも恋愛の一部でしょ。

♪ シィ〜



Posted by woodcat at 23:49:54 | from category: レビュー | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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