July 18, 2007

■やっぱりキテるのか?

 岩手、ほんとにキテるのかもしれない。

 14日付で書いたエントリー『岩手魂』 についての話である。
 職場でみんなが『どんど晴れ』 を食い入るように見ていたり、岩手旅行に行ってお土産を買ってきてくれた知人が「小岩井農場、すげー混んでた」 とかいう話を聞かせてくれたりしていたので、それを踏まえてなんとなく「岩手がキテるらしい」 と書いたのだが、ほんとに今、岩手は人気なのかもしれないと思うようになった。というのは、そのエントリーをアップした以後、このブログのアクセス数が激増したからである。
<続きはクリック↓>



 普段このブログの一日あたりのヒット数は、ここの存在をお知らせした身の回りの人たちの人数にほぼ同じで、たまに更新が滞ったり、皆さん忙しい時期だったりするとアクセスが「3」 とかになって「俺とカミさんと、あと誰?」 みたいな感じなのであるが、岩手のエントリーのあとは一気に十倍近くまで跳ね上がったのだ。
 このブログはランキングとかコミュニティには一切登録してないので、そっち経由はありえない。新規の記事を書くとホスティング元の<リンクログ>のトップページに自動的に載るのだが、あれは他の人の更新にどんどん押しやられてあっという間に消えてしまうので、今更そこからアクセスが伸びたことも考えにくい。
 となると、やっぱり岩手関連の検索で引っ掛けた人が読んでくれたのかな、と思うわけだ。それでも特に検索上位にかかるような目新しいキーワードが入っているわけでもないのに、という疑問は残るのだが。まさか [小岩井農場 白猫] なんて検索はないだろうしな…。
 
 そもそも岩手の話を始めたのも、仲間に薦めたい宮沢賢治の話を始めるためのイントロダクション的な軽い意味合いだったのであるが、予想以上の反応にちょっとびっくりしている。
 しかも初めて見ず知らずの方からコメントを頂いて「おっ、ブログっぽい!」 とびっくり、ところがそれが「東北がどんよりしてるとは何事ですか!」 みたいなお怒りコメントだったので二度びっくり、みたいな感じである。
 
 まあ「どんより」 に関して言えば、そのコメントをくれた人はおそらく過去のエントリーや自己紹介を未読で僕が山形の人間であることを知らなかったのだろうが、あれは単なる逆田舎自慢みたいなノリに過ぎないことはわかっていただけると思う。
 たとえば「東北ってドンヨリしてるじゃないですか〜。」 とか話していると中国地方や四国地方出身の友達が「いやあ、あっちもあっちで結構ドンヨリしてるよ〜。」、と話にかぶせてくる。でももちろん故郷に愛情があることはお互いわかっている。そんな実際の会話経験があるからこそ、なわけだ。
 しかし字面だけ真に受けてしまうと、見えるはずの相手の心情が汲み取れずにカチンときたりもするのだろう。そこがメールやブログの難しいところでもあり、面白いところでもあるのだが。

 今回いい機会だから岩手のほか東北全県についても語ろうかとも考えたが、膨大になりそうなのでやめておく。ただネタはたくさんあるので、製作中のホームページのコンテンツのプランにでも入れておこう。

 それからついでに、『他県の魅力』 と言えば、僕は二十代の頃に数十日間かけて、バイクで<西日本全県踏破の旅>をした事がある。
 東日本はあちこち回ってだいたい見たけれども、西日本はほとんど足を踏み入れたことがない。向こう出身の知り合いはいるが、現地に住む人々と直接触れ合ったことはない。だから実際に西日本を歩いてみたい。そんな欲求に動かされての一人旅だった。
 そこで出会って出来た友人もいるし、旅ならではのハプニングもあった。日本というものについて、じっくり考えたりもした。そういうことを今改めて書いてみるのも自分としては面白そうなので、これもいずれ何処かで書いてみようかと思っている。

 で、何の話だったっけ。あそう、岩手がキテるかどうかの話。まあよくわかんないので、実際自分で見てきましょう。たぶんこの夏も行って来ると思うので。


Posted by woodcat at 19:36:09 | from category: 雑想日記 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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