February 17, 2008

■メモ派? 記憶派?

 少し前にある雑誌を読んでいたら、作家だか何かの人が<メモ>についてコラムを書いていた。
 その人はいわゆる『メモ魔』で、思いついたことは何でもメモせずにはいられないらしい。コラムはその時に使うメモ用具についてのものだった。
 だがその人は、自分はメモ魔であるけれども、本当に必要なアイディアは記憶に刻まれるものだからメモは必要ないんだが、というようなことも書いていた。

 確かに一理ある。逆の言い方でよく使われる言い方をすれば、『メモしないと忘れるようなものは、所詮たいしたアイディアではない』と言うことだろう。

 だがしかし。
 僕はそれとはまた違う考えを持っている。
 これは確かチャゲアスの飛鳥さんがラジオか何かでしゃべっているのを聞いたのだが、飛鳥さんはこんな感じのことを言っていた。

「本当にいいアイディアやフレーズは、ふと思い浮かんで、すぐ消えてしまうようなものの中にある。だから思いついたときにガムの紙にでもなんでもメモしておかなければいけない。」

 アーティストらしい、詩人らしい言葉だなあと思った。そして僕も、確かにそう思うのである。
 まあ僕はアーティストではないけれども、ちょっとメモしておいた言葉が後になって役立つことと言うのは結構ある。

 でも僕の場合は、メモするためのノートやボールペンにこだわりすぎて、半端なメモ帳がたくさんあったり、ペン立てに変な形のボールペンがぎっしり立っていたりというのが問題なのだが…。




Posted by woodcat at 19:30:14 | from category: 雑想日記 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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