December 30, 2007
■年末 仙台行
今日は年明けから使う仕事用の資料を探しに、仙台へ。
資料はジュンク堂で購入。でかい本屋というのは本当に楽しいものである。一日いても飽きることがないだろう。だが読みたい本は文字通り山ほどあっても、どうしてもチョイスしなくてはならない。でも、それがいいんだろう。いつでも新鮮。
ここでついでに“MOLESKIN”の手帳を一冊買った。知る人ぞ知るモレスキン。同じタイプのを途中まで使っていたのだが、妙にクサイ匂いがこびりついていて気になっていたので、今回新調することにした。モレスキンのこの匂いは接着剤のものらしい。ロットによるんだとか。今回は店頭でしっかり匂いをかいでチェックしてきたので問題なし。
モレスキンは種類違いで何冊か持っているが、一冊1890円と、手帳としては、ちと高価である。しかも何の飾り気もなくシンプルそのもの。国内メーカーのもので1000円くらいのものの方がよほど機能的である。
だが、ヨーロッパの香りと老舗ゆえの風合いがなんとも言えず『書き心』 をくすぐってくれるので、愛用している。
街中をぶらぶらしたら腹が減ったのでバーガーショップに入った。そしたらアルバイトの若い店員さんがネチネチいじめられているのが目に入って、頭に来てメシどころではなくなった。
仕事に厳しいのと、意地が悪いのとはまったく違う。おまけに客に見えるところでそんなことをしているようでは、サービス業失格の烙印はハンバーグに付いた網目の焼き跡のようにはっきりしている。ここのショップは前からよく通っていたのだが、残念ながらもう二度とドアをくぐることはないだろう。さようなら。あの素直でまじめそうな坊主頭のバイト君に早く次の仕事が見つかりますように。
用事も済んで、タワー駐車場から車を出してもらおうとしたら、たまたま帰りの人たちが重なって、自分の車が出てくるまでしばらく待たされることになった。車の出口にはたくさんのお客が並んでいたのだが、不思議とあまりイライラした空気が漂っていなかった。それはたぶん、そこを切り盛りしていた女性の誘導員さんがとてもキビキビと動いていたからであろう。しかも時折お客それぞれに絶妙のタイミングでフォローを入れてくるあたりが心憎い。
ひとことで言えば、「使えるな。」と言うところである。
下手すれば殺伐とした空気に支配される恐れのある現場で、彼女のような人材が一人いるだけで平和が保たれるのである。貴重である。願わくは自分も、そういう仕事人になりたいものである。
なんか明日からは大雪みたい。ホワイト年末。ホワイト正月。久しぶりに雪かきするのが、ちょっと楽しみである。