January 30, 2008

■冬の風物詩をこの身で味わう

 最近の僕のお気に入りのファッションは、部屋の中でもマフラーをすることかな。

 はい。
 何をいまさらヨンサマ気取りか! と思われたかもしれないが、なんと風邪を引いたのである。しかもただの風邪ではない。巷をにぎわす冬の黒風物詩、あのいまいましい横文字の名前の付いた、AとかBとかいろんな型のあるやつなのである。

 まあインフルエンザなのだけれども、前のエントリーに書いたように職場で流行っていたのを、いつの間にかもらっていたらしい。ただ、予防接種していたのでそれほど重症にならなかったのと、何より『インフルにかかるようなやつは精神がゆるんでいる』 などと、少々ゆがんだ過去の体育会的な気合を持ち合わせている僕は、多少体調が悪くても何とかごまかしながら仕事を続けていたのである。

 しかしながらこのブログのディープな読者の方はご存知だと思うが、私は知ってのとおり病院勤めの人間である。いかに私の吐き出す息がミントの香りがして草原に吹き渡る初夏の風のようにさわやかであろうとも、インフルさんが多少なりとも混じっているからには、それを院内で好き勝手に排出するわけには行かないのである。
 そんなわけで僕は上司の命令で検査を受けさせられ、インフル陽性が判明した瞬間に強制退去を命じられたのである。もし僕が『交渉人』 の米倉涼子だったら『なぜですか!』 と上司に食い下がるところだが、インフルなのだからしょうがない。

 今日は久しぶりに目覚ましをOFFにしたままゆっくり目覚め、一日部屋でビデオを見たり雑誌をめくったりしながらのんびりしている。明るいうちにブログの更新をするというのも新鮮だ。これで映画でも観に出かけられたら、最高なんだけどな…。




17:00:32 | woodcat | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks