October 23, 2007

■松坂“逆”効果

 ボストン・レッドソックスがリーグ優勝を決め、ワールドシリーズへの出場が決まった。ボストンファンの僕としてはうれしい限りである。第7戦では松坂投手が勝ち投手になったわけだが、内外の新聞紙上などでは果たして松坂の働きは1億ドルという巨額の投資の価値があるのかどうか(もちろんこれからワールドシリーズもあるわけだが)、という話題がたびたびのぼっている。
 ただ思うにその1億ドルと言うのは

1.純粋に選手としての貢献度
2.移籍によって球団にもたらされる放映権料・マーチャンダイズ売り上げなどの利益
3.宿敵・ヤンキースには絶対渡さないと言うレッドソックスの意地

 といった総合的な『松坂効果』 も含まれているわけだから、ポストシーズンの投球内容だけで高い安いを論じるのはいささか的外れと言う感じがする。てか1億ドルがどんな意味を持つのかは今のところ1億ドルを持っていない僕にはわからないと言うのが正直なところだ。

 というわけで今日は何が言いたいかというと、僕は松坂投手が入団する前からのレッドソックスファンで、レッドソックスのキャップやTシャツを普段から愛用していたのだが、今年からはそういう格好をしていると『あ〜、あのおにいちゃん染まってるよ〜。』 みたいな感じな眼で見られるのではないかという松坂“逆”効果が気になってしょうがないという、そんな僕の暴走気味な自意識過剰状態の自己申告でした。



17:41:38 | woodcat | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks